日本はありがたい国で好きなものを好きなだけ食べれる。
これは戦後の経済成長のお陰。外国や一生懸命働いて頂いた先輩方のおかげ。
でも「過ぎたるは及ばざるが如し」で飢餓の歴史を生き抜いてきた元々そこまで栄養がなくたって生きていきやすいようにできている人間、今度は栄養の取り過ぎで病気になるようになった。
人間のホルモンには血糖値を上げるホルモンは多くあるけれど下げるホルモンがインスリンというもの1つしかないのも少ない栄養で生き抜いてきた人間の進化の結果のよう。
栄養がとれるようになった反面、運動量が減ったもんだから結果増えた病気が2型糖尿病。
いまや境界線を含めると成人の5人に1人が患う国民病に。
膵臓(すいぞう)って臓器のランゲルハンス島ってとこにあるβ細胞でインスリンっていうホルモンを作ってるんだけど生産が追い付かなくなっちゃって弱っちゃうもんだから血液中の糖が増えすぎっちゃって長い時間をかけて色んな合併症を起こす。失明したり、腎臓がダメになったり、神経障害から壊疽(えそ)を起こして足なんかを切断したり・・。
一度なったら完治はない病気で、世界の主要国での全医療費の5~20%を占めるまでになった。
でも、昨年12月、東北大学大学院の研究でマイクロRNAの静脈投与により膵臓のβ細胞の再生に初めて成功(マウスだけど)したとのプレスリリースが!。
研究が進めば糖尿病の根治につながる可能性も。
日本、すごい。
糖尿病に苦しんでいる人が希望を持てるよう、
心から応援してます。
研究者の皆さん、ファイトです
moto